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「JEPA電子出版アワード2024」のデジタル・インフラ賞部門に、当会のReadium LCP 普及活動がノミネートされました

2024-11-28 18:12:48

日本電子出版協会(JEPA)による日本の電子出版の普及促進を目的とした「JEPA電子出版アワード2024」。この「デジタル・インフラ賞」部門に、当会のReadium LCP 普及活動がノミネートされました。
一般投票が12月9日(月)まで行われています。皆様からのご投票で、ぜひLCPの普及を盛り上げていきましょう!

【ご投票は以下のサイト内からどなたでも参加できます】

 電子出版アワード2024 (第18回)候補作品リスト 
 https://www.jepa.or.jp/awardinfo/list2024/
 ※投票は12月9日(月)23:00で終了します。

Readium LCPとは、欧州のEDRLabによって開発されている電子書籍の著作権保護と利用制限を実現するための仕組みです。

What is Readium LCP ?(英文): https://www.edrlab.org/readium-lcp/

 例えば、Amazonや楽天などで発売されている電子出版物は、その出版物に対応するリーディングシステム(Kindleや楽天Kobo)でしか読めないように保護がかけられています。この保護をDRM(Digital Rights Management)と言います。Readium LCPは、公開された技術で電子書籍を保護し、特定のリーディングシステムによらずに利用をコントロールできるDRMです。

 Readium LCPを導入することで、中小出版社が独自に電子出版物を製作販売したり、公共の図書館などで、市販の電子書籍の貸し出しができるようになることが期待されています。また、アクセシブルなリーディングシステム(Thorium Readerなど)でも市販の電子書籍をよめるようになります。その他、特定のプラットフォームによらずに電子書籍を購入したり借りたりできるので、印刷物の読みに困難が無い人も、電子書籍がもっと身近になります。電子書籍には、もちろん、アクセシブルなEPUB/DAISY書籍が含まれます。

 2024年6月のオンライン講演「読書バリアを解消する電子書籍とは」では、河村運営委員長による「読書バリアの解消を目指す図書館と出版界の国際動向」および、村田技術委員長による「アクセシブルな電子書籍の製作と流通のための技術の未来」内で、LCPの活用事例の紹介や技術解説がされています。

読書バリアを解消する電子書籍とは(Youtube)
https://www.youtube.com/live/7JPWgCzroKQ

K.K.