日本DAISYコンソーシアムでは活動をバックアップしていただける会員を募集しています。
日本DAISYコンソーシアムについて
DAISYコンソーシアムは、約50ヶ国の団体・企業・個人で構成される国際非営利団体で、すべての人が等しく情報にアクセスできることを目指し活発に活動しています。
DAISYコンソーシアムは、国際規格であるDAISY (Digital Accessible Information System:アクセシブルな情報システム) 規格の開発・維持・普及のために設立された国際機関です。
1996年5月、アナログ録音図書からデジタル録音図書への世界的な移行において指導的な役割を果たすことを目指し、日本、スウェーデン、イギリス、スイス、オランダ、スペインの6カ国を中心に結成されました。現在では、約50ヶ国が参加しています。
DAISYコンソーシアムは、印刷物を読めない障害がある人々の情報へのアクセスを、世界の隅々まで可能にするために、国際的なDAISY規格や技術を開発し、普及に努めています。特に、発展途上国でのDAISY規格の活用に注目し、普及活動に力を入れています。
DAISYコンソーシアムは正会員、準会員、賛助会員及び開発者、出版関係、教育関係、権利擁護関係、個人支援者で構成されています。正会員、準会員は非営利団体が加入することができます。会費は、DAISY規格や技術の開発、普及に役立てられています。
私たちは、DAISYコンソーシアムの開発、普及を支え、参加するため、また日本からの要望を開発に反映するため、2003年3月、日本DAISYコンソーシアムを結成しました。DAISYコンソーシアムの正会員として、国内外におけるDAISYの普及・推進活動を行っています。
日本DAISYコンソーシアムは、講演会やセミナーを開催し、進化しつつあるマルチメディアDAISYの開発や世界的な状況を報告しています。また、誰でもダウンロードできるDAISYおよびEPUBコンテンツを公開しています。
日本DAISYコンソーシアムの活動
- DAISYコンソーシアムの活動に参加
- 運営委員会・総会の開催
- 講演会・セミナーの開催
- DAISY及びEPUB、アクセシビリティ関連ツールに関する情報の提供
- DAISY及びEPUBコンテンツの提供
- EPUBアクセシビリティの普及と研究開発活動
- 東日本大震災支援関連コンテンツの製作・提供
- 日本DAISYコンソーシアム技術委員会
- 「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」及び「読書バリアフリー法」対応への取り組み
日本DAISYコンソーシアム技術委員会
日本DAISYコンソーシアムでは、技術委員会を通じて、DAISYおよびEPUB等の国際規格に関して、日本の利用者からの要望や日本語の固有のアクセシビリティ要件について議論し、国際規格に対して有効な提案を行っています。
EPUBアクセシビリティの国際規格(ISO/IEC 23761)は、日本の提案で規格化されました。
日本でも、2022年8月22日に、ISO/IEC 23761の一致規格として、EPUBアクセシビリティ日本産業規格(JIS X 23761)が制定・公開されました。
このJIS制定に関して、日本DAISYコンソーシアム技術委員会のメンバーが委員となって協力を行いました。
今後は、EPUBアクセシビリティJIS規格の普及活動を精力的に行っていきたいと考えています。
詳細は下記ページよりご覧ください。
お問い合わせ
日本DAISYコンソーシアム(JDC)
住所: 〒182-0024 東京都調布市布田2-7-4-1002
特定非営利活動法人 支援技術開発機構(ATDO)内
TEL・FAX:042-485-0611
メール :jdc★atdo.jp(★マークを半角の@に変えてお送りください。)
日本DAISYコンソーシアム構成団体(2024年8月現在)
●正会員
- 慶應義塾大学SFC研究所 アドバンスド・パブリッシング・ラボ
- 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会
- 社会福祉法人日本ライトハウス情報文化センター
- 特定非営利活動法人 支援技術開発機構
- 特定非営利活動法人 全国視覚障害者情報提供施設協会